更年期とは?ホルモンと身体の変化を知る

「最近、生理の周期が乱れてきた気がする」
「なんとなく疲れやすくて、気分の浮き沈みも増えたような…」

そんなからだや心の変化に、ふと不安を感じることはありませんか?

年齢を重ねるにつれて、私たちのからだは少しずつ変化を始めます。
特に30代後半から40代にかけては、ホルモンのバランスが少しずつ揺らぎはじめる時期。

これまで当たり前だったからだリズムが変わることに、戸惑いや不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

「更年期」という言葉を聞くと、
「まだ先のこと」「自分には関係ない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、更年期は誰にでも訪れる、自然なからだの変化です。

そして、その時期を穏やかに迎えるためには、正しい知識を持ち、早めにケアを始めることがとても大切です。

この記事では、

  • 更年期とは何か
  • なぜ起こるのか
  • 生理との関係性
  • 更年期に現れやすい症状

について、分かりやすくお伝えしていきます。

ご自身のからだの変化を知り、これからの人生を心地よく過ごすためのヒントとして、ぜひお役立てください。

🌿 更年期とは?

更年期とは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少していく時期のことを指します。
一般的には、閉経を迎える前後の約10年間(45歳~55歳頃)が「更年期」と呼ばれますが、ホルモンの変化は個人差が大きく、30代後半頃から少しずつ始まることもあります。


🌿 なぜ更年期は起こるの?

女性のからだは、生理を通じて卵巣から分泌されるエストロゲンに大きく影響を受けています。
このエストロゲンは、女性のからだや心を支える大切なホルモンで、

  • 自律神経を整える
  • 骨や血管を守る
  • 肌や粘膜を潤す
  • 心の安定に働きかける
    といった役割があります。

しかし、40代に入る頃から卵巣の働きがゆっくりと低下し、エストロゲンの分泌量が減少し始めます。
この変化にからだがうまく順応できないと、さまざまな不調が現れるのが「更年期障害」です。


🌿 更年期と生理の関係性

更年期は、生理が不安定になる時期でもあります。

  • 生理周期が乱れる(短くなる・長くなる)
  • 経血量が増える・減る
  • 生理が飛ぶ(月経が数か月止まる)

といった変化が起こりやすく、これらはホルモンの分泌が減少し始めたサインのひとつです。

「いつもと違うな」「生理が不安定だな」と感じたら、それは更年期への移行期に入ったサインかもしれません。


🌿 更年期に起こりやすい症状

更年期に見られる不調は、からだと心の両方に表れます。代表的な症状には以下のようなものがあります。

  • ホットフラッシュ(ほてり・発汗)
  • 動悸・息切れ
  • イライラ・不安感
  • 不眠・寝つきの悪さ
  • 疲れやすさ・だるさ
  • 肩こり・頭痛
  • めまい・耳鳴り
  • 関節の痛み
  • 肌や髪の乾燥・抜け毛
  • 膣の乾燥感・性欲の低下
  • 記憶力や集中力の低下

これらの症状は、ホルモンバランスの乱れによる自律神経の不調が原因であることが多いのです。


🌿 30代・40代の更年期への備え

「更年期は50代からのもの」と思われがちですが、
ホルモンバランスの乱れは30代後半から始まることもあります。

特に、

  • 出産経験が少ない
  • ストレスが多い
  • 睡眠不足や食生活の乱れが続いている

といった方は、ホルモンバランスが崩れやすい傾向にあります。

40代になると、生理周期の変化を感じやすくなり、疲れやすさや睡眠の質の低下が気になり始める方も増えます。
「何となく調子が悪いな…」と感じたら、それは更年期に向けたからだからのサインかもしれません。


🌿 まとめ:更年期は誰にでも訪れる自然な変化

更年期は、女性のからだにとって自然な節目の時期です。
「歳を重ねること」や「変化があること」は決して悪いことではありません。

大切なのは、ホルモンの変化を正しく理解し、からだを労わる時間を持つこと。

当サロンでは、オイルトリートメントやバストケアを通じて、ホルモンバランスを整え、女性が「これからの人生を健やかに過ごすための土台づくり」をサポートしています。

どうぞ、お気軽にご相談ください。

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