月経周期と眠りの整え方

「また眠れない夜」それ、本当に“気のせい”?
「もう夜中の3時…。また眠れない」
そんな夜を、生理前になると繰り返していませんか?
日中はいつも通りに過ごしているのに、夜になるとソワソワして落ち着かない。
布団に入っても思考が止まらず、眠れないまま朝を迎えてしまう。
眠れないだけでなく、些細なことでイライラしたり、気分が沈んだり…。
「こんな自分、嫌だな」と思いながらも、どうにもできない感覚。
でもそれは、あなたの心の弱さではなく、女性のからだに備わっている自然な“周期”のリズムが関係しているのかもしれません。
①ホルモンの変化と“眠りづらさ”の関係
女性のからだには、約1ヶ月のサイクルで変化する月経周期があります。
特に排卵後〜生理前(黄体期)には「プロゲステロン」というホルモンが増加。
このホルモンには体温を上げたり、眠気を誘ったりする作用がありますが、人によってはこの変化が不眠や中途覚醒、過眠などの“睡眠トラブル”として表れることがあります。
さらに、黄体期は情緒が不安定になりやすく、イライラ・不安感・焦燥感が増す時期。
心が落ち着かないと、当然眠りにも影響が出てしまうのです。
②「仕方ない」とあきらめる前に。できることがあります
眠れない夜が続くと、「もう年齢のせいかな」「これが普通なのかも」と思ってしまいがち。
でも、女性のからだのリズムに合わせたケアを取り入れることで、眠りは驚くほど変わっていきます。
the CLEANESSでは、月経周期に合わせた施術のご提案も行っています。
とくに生理前の時期にオススメなのが、
- 自律神経を副交感神経優位に整える施術
- お腹や背中を温める深部加温
- バスト周りや首肩をゆるめて呼吸を深めるアプローチ
などを通して、「眠れるからだ」に導いていきます。
「生理前にイライラして寝つけなかったのが、ふわっと心がほどけて、その日はぐっすり眠れました」
といったお声もいただいています。
③生理前の夜におすすめのセルフケア3つ
1. おへそのまわりを温める
カイロや湯たんぽを下腹部に。
からだの中心が温まることで副交感神経が働き、安心感が生まれます。
2. バスト周りをやさしくマッサージ
胸の中心から外に向かって円を描くように。
呼吸が深まり、胸の緊張がゆるみやすくなります。
3. “気持ちの整理”を書く習慣
寝る前に「今日つらかったこと」「嬉しかったこと」などを数行だけ書いてみましょう。
言葉にするだけで、頭の中が静かになり、眠りへの準備が整います。
④リズムを知ることが、人生を整えることにつながる
女性のからだは、毎月リズムを刻みながら生きています。
そのリズムに逆らってがんばりすぎてしまうと、からだや心が「うまく休めない」状態に陥ってしまう。
生理前の眠れなさは、からだからの「少し休んで」というサイン。
その声に気づき、やさしく整えてあげることが、あなた本来のリズムを取り戻す第一歩になります。
眠れない夜が続いているあなたへ
the CLEANESSでは、女性の月経リズムに寄り添いながら、心身の緊張をほどく施術を行っています。
とくに「生理前になると不調が出やすい」「眠れない夜が増えた」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。