卵巣のう腫とは
目次
こまめなチェックが必要に
卵巣のう腫は、晴れている卵巣の中身によりいくつかの種類に分かれます。子宮内膜が卵巣内で発生する「チョコレートのう胞」もその1つ。ほとんどが良性ですが、良性が悪性(ガン)に変わることもありますし、良性でも大きくなった卵巣がねじれる茎捻転(けいねんてん)が起きると激痛があり、緊急手術になります。定期的に検査を受けて、確認する必要があります。
卵巣のう腫の具体的な症状
卵巣が通常より大きく腫れます。大きくなってくるとお腹が張って苦しい感じや下腹部痛、トイレが近くなるなどの症状が。大きいと30cmくらいになることもあるようです。また、卵巣の大きさが6cm以上になると、腫瘍がお腹の中でねじれる茎捻転(けいねんてん)を起こすこともあります。
卵巣のう腫の治療方法
腫瘍が良性で小さければ定期的に検査を続けます。悪性または良性でも6cm以上なら手術で腫瘍部分または腫瘍がある側の卵巣を取り除きます。
卵巣のう腫かも?チェックポイント
- 太っているわけでもないのに下腹部が膨らんでいる
- 下腹部痛がある。便秘ではないのにお腹の張りを感じる
- トイレが近くなってきた
- お腹の激痛と吐き気、下痢がある(茎捻転を起こしている可能性があるので救急車を呼ぶ)