人生を一緒に考えてくれる人がいるということ|選べる時代をどう生きるか

昔は、女性の生き方には“型”のようなものがありました。

結婚して、出産して、家庭を守る。

そんな道筋が「普通」とされていた時代。でも今は、結婚も出産もキャリアも、どんな生き方も自由に選べるようになりました。自分で決められることが増えた分、「私はどう生きたいのか」「何を大切にしたいのか」が分からなくなってしまう人も少なくありません。

“選べる”ことは豊かさでもあり、同時に“迷い”を生む時代。

その中で、自分だけの人生を描くには、誰かに正解をもらうのではなく、自分と丁寧に向き合う時間が必要なのだと思います。


感性とロジカル、それぞれの強み

よく「女性は感性に長けている」「男性はロジカルに強い」と言われます。このどちらが正しいということではなく、どちらも人生をデザインする上で欠かせない力です。

女性が持つ“感性”や“直感”に、男性の“構造的な視点”や“整理する力”が重なったとき、人生の輪郭がよりクリアに見えてくる。

もし、女性の「こう生きたい」という想いに、ロジカルな設計で寄り添える人がいたら、迷いながらも前に進むための“地図”を描けるのではないかと思っています。


“本気で考えてくれる人”は、意外と少ない

友人や家族に相談しても、

「○○ちゃんなら大丈夫だよ」
「私も同じような悩みがあるよ」

といった優しい言葉が返ってくることは多いと思います。

でも時に、「結局、本気で私の人生を一緒に考えてくれる人はいない」と感じることもある。それは、みんながそれぞれ自分のことで精一杯だから。だからこそ、“あなたの人生に本気で向き合ってくれる存在”が必要だと私は思います。


人生は、すべてがつながっている

キャリアやお金、パートナーシップ、家族、そして性やセクシュアリティ。

私たちの人生は、ひとつのテーマだけで語れるものではありません。

仕事の悩みが心身の不調につながったり、家族関係のストレスが仕事への意欲を奪ったり。だからこそ、人生を部分的ではなくトータルで整えていく視点が大切だと思うのです。

バランスを崩した部分を整えながら、“生き方そのもの”を見つめ直すこと。それが、私が伝えたい「ホリスティックな人生の整え方」です。


男性セラピストとして見てきた女性のリアル

私は男性セラピストとして、これまで多くの女性の方々と関わってきました。

施術を通じてからだに触れながら、心の奥にある想いや、誰にも言えなかった悩みを聴く時間も多くありました。その中で気づいたのは、“女性は誰よりも強く、そして繊細である”ということ。

身体のゆらぎや感情の波とともに、日々を懸命に生きる姿を間近で見てきたからこそ、女性の人生に寄り添う存在でありたいと思うようになりました。


情報発信を始めた理由

「自分の人生を、一緒に本気で考えてくれる人がいたら」

そう感じている方に向けて、これまでの経験や学びを言葉にして届けていきたいと思いました。

人生は長いようで、あっという間です。

誰かの期待ではなく、自分の意思で選び取る人生を、後悔なく、豊かに歩めるように。あなたの“人生の伴走者”として、心とからだ、そして生き方の両面から寄り添っていけたら嬉しいです。