食事からバストを作る女性ホルモンを促進
バストマッサージで血液やリンパの滞りを解消して巡る状態に整えたら、併せて行いたいことは食事の見直し。
当たり前のことですが、私たちのからだは食べたものでできています。1日3食摂ることはもちろん、バランスの取れた食事内容を心がけることも大切。中でもバストをつくる食事についてご紹介します。
イソフラボン
バストにとっていい栄養素として有名なのは、大豆や葛などマメ科の植物に含まれている「イソフラボン」です。
イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」に化学構造式が似ていて、同じような働きをすることが分かっています。エストロゲンは乳腺や脂肪の発達を促し、女性らしい丸みのあるからだを作るほか、肌の新陳代謝を促進したり、自律神経を安定させたりと、女性の美しさと健康を保つために欠かせないホルモン。
ただ、残念ながら加齢とともにエストロゲンの分泌量は減少してしまいます。そこで、毎日の食事でイソフラボンを積極的にとることが重要に。イソフラボンが豊富に含まれているのは豆腐・納豆・豆乳・油揚げ・きなこ・味噌など。どれも日本人にとって身近な食材ばかりですね。
ビタミン
さらに、ホルモンバランスを整える働きがあるビタミンもバストアップに効果的。血行促進や新陳代謝を助ける役割もあるので、バストに栄養をしっかり届け、ハリ艶を作ってくれるのです。ビタミンがたっぷり含まれているのが、にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・ブロッコリーなどの緑黄色野菜。豆製品と一緒に、バランス良くメニューに取り入れましょう。
イソフラボンもビタミンも、ただたくさん摂取すればいいというわけではありません。毎日同じ時間に3回の食事をとること、そして質の良い睡眠をたっぷりとることは、バストに限らず、健康的な体を作るために欠かせないものです。自分が健やかに過ごせる規則正しい生活リズムを知り、続けていきましょう。