自分の人生は、自分でデザインしていくもの― 「なんとなく不安」な時こそ、人生を棚卸しするタイミング ―

この先、何があるのか分からない。

お金、仕事、家族、パートナーシップ…。考え始めると、答えのない不安が胸の奥にじわっと広がる。そんな「何が不安なのか分からない不安」を抱えている人は、本当に多いと思います。


漠然とした不安の正体

不安は、「何も決まっていないこと」から生まれます。

つまり、“未来に対するイメージ”がぼんやりしているから、心が落ち着かないんです。何かトラブルがあるわけじゃない。けれど、このままでいいのか、どこに向かっているのかが分からない。それが、じわじわと心を締めつけていく。


「人生をデザインする」という考え方

自分の人生がどうなるかは、誰にも分かりません。だけど、自分の人生は自分でデザインできるそれは、「未来を完璧に決める」ということではなく、“自分がどうありたいか”という軸を持つこと。その軸があれば、予想外の出来事が起きても、立ち止まって、また軌道を戻すことができます。


女性は、ホルモンとともに生きている

特に女性は、ホルモンバランスによって、心やからだの状態が大きく揺れやすい生きものです。なんとなくやる気が出なかったり、感情が揺れやすくなったり。

それは怠けでも弱さでもなく、自然なリズムの一部。

だからこそ、心身が安定している時に「自分の軸」や「人生の方向性」を整理しておくことが大切なんです。揺らいだ時期にも、“戻ってこられる場所”をつくっておく。それが、女性が自分らしく生きるための土台になります。


まずは、人生を「棚卸し」してみる

不安を解消する第一歩は、“これまでの人生を整理すること”です。

  • これまでどんな選択をしてきたか
  • 何が自分を支えてきたか
  • どんなときに満たされていたか

これを言語化していくと、自然と「自分が大切にしているもの」が見えてきます。そしてその延長線上に、これからの人生の方向性が浮かび上がってくる。それが“人生デザイン”のスタートです。


正解は「外」ではなく「自分の中」にある

多くの人が、正解を探して迷子になります。でも、どこかに答えが落ちているわけじゃない。本当の答えは、自分の中にある。それを見つけるために必要なのは、「静かに自分を見つめる時間」。“どう生きたいか”を考える時間を持つことで、不安は少しずつ、安心に変わっていきます。


おわりに

人生は、途中でいくらでも描き直せる。

だからこそ、一度立ち止まって「これまで」と「これから」を見つめ直す時間を持つことが大切です。特に女性は、心やからだがゆらぐ瞬間があるからこそ、“どんなときも戻ってこられる自分”を育てていくこと。その作業は、未来のための準備であり、自分を理解してあげる時間でもあります。

私はこれから、そんな“人生をデザインし直す時間”をサロンとは別の形で一緒に作っていくお手伝いをしていきたいと思っています。