オイルマッサージは自律神経の乱れによる不眠や更年期症状にも有効

自律神経はホルモンと同じく、脳の視床下部という場所によってコントロールされています。

そこにはストレスが大きく影響し、ストレスを感じて視床下部からの司令が乱れることで自律神経の乱れが生じます。

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスがとても大事です。

人間はそのスイッチを無意識に入れ替えられる状態になっているけれど、現代はそのスイッチの切り替えがうまくできていない人が多いのです。ずっと交感神経が優位になっていて、寝つけない、夜中に目が覚めてしまうなど、不眠につながることもよくあります。

なぜそうなるかというと、主な要因として2つ。「ストレス過多」「情報過多」です。

それによって脳疲労を起こしてしまい、視床下部からの司令がうまくいかなくなり、交感神経がずっと優位になってしまうのです。

脳の疲れをとることに加え、自律神経が通っている背骨の両脇の緊張をとることで、自律神経を整えることに役立ちます。また、ヘッドマッサージも非常に有効です。

女性の更年期症状も女性ホルモンの減少だけではなく、自律神経の乱れが深く関わっています。ですから、つらい更年期症状の緩和にも心地よい手技で自律神経を整えるというのは非常に有効だといえるでしょう。

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