自分の可能性を限定しない
これは先日、お客さまと施術中にお話をしていた感じたことです。
家族や周りの人から言われた一言に囚われてしまって、もう10年以上今の仕事を毎日辛い想いをしながら我慢し続けてやってきたそうです。
でも、これからは誰かの人生を生きるのではなく、これからは「自分の人生を生きませんか?」
あなたは別に誰が設定したわけでもないルールの中で生きてしまっていませんか?
こうした生き方は、自覚しないまま自分の選択の幅を狭めてしまっていたりします。
「茹でガエル」の話を聞いたことはありますか?
私が最初に勤めた会社の支店長がしつこいくらいに言っていました。
鍋にカエルを入れて火をかけると、だんだんと熱くなっていく水温の変化に気付くことができず、結果「茹でガエル」になってしまうという話。
つまり、これは人も同じで、ある環境にいるといつの間にか「それが当たり前。こんなものだ」と思い込み、周りの変化にも気付くことができないまま人生を終えてしまうというもの。
これまでは男性によって設定されたルールの中で、多くの女性が限定された環境の中で生きていたかもしれません。でももうそれは過去の話です。今の時代は女性だって自分の人生を生きる権利は当然あるし、女性として生まれてきたから自分の可能性を限定しなければならないのはちょっと違う気がします。
きっと周りの人の姿を見たり、聞いたりする中で「自分もそうでなければいけない」。そういった制限をいつの間にか自分にかけてしまっている方も多いでしょう。
「身の程を知れ」という言葉がありますが、まさにそれを意味するものだと思います。
でも、「身の程を知れ」という言葉はもうオワコン。
周りからどう見られるかではなく、自分がどう生きるか。自分の人生は自分のもの。たとえ家族がいたとしても、あなたの人生は家族のものでもないし、自分だけのものです。
もし自分の中でずっとやりたかったことがあるならば、今からでも絶対やるべき。
これまで自分に制限をかけて生きてきた人が、そのリミットを外した瞬間の加速力は、想像できないほどとてつもなく大きいものになるでしょう。
「こんなに自由にしていいんだ!私にだってやりたいことがあったんだ!」
そう思えたら、きっと自分の可能性は無限大。
人生一度きりですから、何か爪痕をや生きた証を残すような大きなことをやらなくったって、自分のやりたいことを今からでも始めるべきだと思います。
大人になると、夢を抱いても目の前にある現実を見て諦めてしまう人は多いかもしれません。
でも自分のこと、そして自分の夢も大切に。