筋膜リリースとオイルトリートメントの違いは?

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筋膜リリースとオイルトリートメントの違い

まず最初に、「オイルトリートメント」と「筋膜リリース」の違いについてお話します。

2つはそもそもアプローチする対象が異なり、オイルトリートメントは筋肉。筋膜リリースは筋膜にアプローチする施術です。

筋肉はご存じのようにからだを動かしたり、支えたりするもので、運動や長時間の同じ姿勢を続けたりするなどして酷使し続けたり、逆に筋肉運動が極端に少ないことによって筋肉のしなやかさが失われて硬くなってしまいます。血液やリンパ液は、筋肉運動によってその巡りが促されるため、筋肉のしなやかさがなくなり、筋肉運動が十分にされなくなってしまうと血液やリンパ液の滞りが生じてさまざまな不調を引き起こします。

一方、筋膜は全身の内臓や筋肉を包み込む膜のことで、全身タイツのように全身に張り巡らされているため「第二の骨格」とも呼ばれています。筋膜はコラーゲンとエラスチンという繊維で構成されているのですが、日々の生活で何気なくしているからだのクセや、長時間同じ姿勢を取っていたりすると、それらの繊維が複雑に絡み合った状態で癒着してしまいます。

つまり、着ている全身タイツが歪んだ状態。

全身タイツを着ているとして、どこかがよじれていたり、シワが寄っていたりしたら、からだの一部が圧迫されたり、動きにくさを感じると思います。筋膜リリースのコースでは、筋膜の癒着を丁寧に取り除き、そういった筋膜のよじれやシワを解消していきます。

また、施術の違いはオイルトリートメントは、紙ショーツ&紙ブラジャーをご用意しておりますが、筋膜リリースは半袖短&パンのウェアをご用意していますので、そちらにお着替えいただき、着衣の状態で施術を受けていただきます。

どんな人に筋膜リリースはオススメ?

慢性的な首肩・腰の辛さや骨盤の歪みを感じる方

いくらマッサージなどを受けてもまたすぐに不調を感じるという方は、その不調は筋肉ではなく、筋膜に課題があるかも。

上でお話したように、筋膜の癒着によって血行不良が起きることが引き金となって痛みや不調を感じることがあるのですが、マッサージなどで筋肉をほぐしても、第二の骨格である筋膜の癒着が解消されなければ不調が再び生じることになります。

からだの可動域が狭く、疲れやすい

筋膜が癒着した状態だと、からだの可動域が制限されて特定の部位に負荷が継続的にかかることで、からだは疲れやすくなったり、痛みを生じることにもつながります。また、からだの可動域を広げることで運動機能を高めることができるので、トレーニング効果が高まり、ボディメイクやダイエットも効率的にすることができます。

筋膜を「全身タイツ」に例えられることがよくあります。全身のどこかでタイツが捩れていれば、その他の部位に負荷がかかってしまいます。タイツの歪みを解消して、疲れにくい体づくりにもつながります。

マッサージに行くと硬すぎて指が入らないと言われる

指圧やオイルマッサージを受けて「からだが硬すぎて指が入らない」とよく言われる方にも筋膜リリースはオススメです。筋膜が癒着した状態というのは筋膜を全身タイツに例えると、タイツの一部がよじれて他の部位がそれに引っ張られて突っ張ってしまっている状態。

つまり、筋膜がピーンと張った状態ということ。

その状態で指圧やオイルマッサージをしても、ピーンと張った筋膜の下にある筋肉に圧を届けることはできません。

まずは表面にある筋膜の癒着から解消してから指圧やオイルマッサージを受けると、これまでより深部まで圧が届くことを実感されるでしょう。

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