【自律神経ケア】光を浴びて幸せホルモンの分泌を活発に

最近なんとなくからだがだるい。日中も眠くて仕方ない。イライラしやすい。そんななんとなく感じる不調の原因は、自律神経の乱れが原因かもしれません。

昔から自律神経の乱れからくる不調を感じる人はいましたが、実は90年代の美白ブーム以来、自律神経の乱れからくる不調を感じる方が増えてともいわれています。

美容のために”できるだけ日光を避けよう”とすることで、実は体内ではホルモンの分泌が低下してしまい、心身の不調を引き起こしやすくなってしまっています。ぜひ「なんとなく感じる不調を改善したい」「自律神経の乱れを感じる」という方は、日光を積極的に浴びる習慣を毎日の生活に取り入れるようにしてみましょう。

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日中の日光浴でも効果はあるの?

朝日を浴びるとセロトニンの分泌が促進されますが、昼間の太陽にその効果が全く無いわけではありません。昼の光でもセロトニン神経は活発化します。網膜で太陽の光を感じればセロトニンはさらに分泌され、それが夕暮れとともにメラトニンに変換されるため、夜の眠りは深くなります。

少ない時間でも日光を浴びる習慣を

忙しくて時間が取れず、朝に十分な日光を浴びることができない人は、昼間になるべく外で日光を浴びましょう。昼休憩の時に5分でもいいので外のベンチに座る可能であれば15〜20分くらいいられるとより効果的です。

浴びる時間は、光量の強い夏は短く、冬は長めに調整してください。真夏の関東で正午の日光だと5分程度、真冬だと20分程度です。必ずしも直射日光出なくても構いません。外であれば木陰でもOKです。

日光浴はガン予防や妊娠しやすいからだづくりにもオススメ

また、光を浴びることは「ビタミンD合成」を促します。ビタミンDは、免疫力や丈夫な骨をつくるために大切な栄養素。がん予防や妊娠しやすいからだづくり、感染症の予防にも役立ちます。

UVケアがビタミンD合成を妨げる

ビタミンDが欠乏すると、うつ病や糖尿病の発症リスクが上がります。ある調査では、一般的な日本人の約80%の人がビタミンD不足だったそうです。昔に比べて太陽に当たる機会が減ったこと、魚を食べなくなったことが大きな要因です。

特に、紫外線対策が万全な若い女性にとってビタミン不足は顕著です。全身隈なくUN対策をしてしまうと、ビタミンD合成ができません。手のひらや部分的でも日焼け止めを塗らずに日に当てましょう。

また、ビタミンD合成を目的とする場合は、サングラスは避けてください。目に光を浴びることで、交感神経のスイッチが入ります。足りない分は、ビタミンDが豊富に含まれる鮭やイワシ、サンマなどの魚やきのこ類で補充しましょう。

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